拡散接合

UPTが誇る
フォトエッチング+拡散接合技術
拡散接合は、金属表面同士を原子レベルに近接させることで結合させる固相結合です。
金属と金属を貼り合わせるのに、通常は接着剤又はスポット溶接で接合させる方法が一般的ですが、色々と難点があります。
高温で剥がれる、または洗浄がしづらい、スポット溶接では隙間ができてしまう。
拡散接合は微細かつ立体的な成形が可能な加工技術で、微細加工品での寸法精度に優れているほか、長期間使用など、過酷な環境でも信頼性が高い技術です。
試作~量産までワンストップで対応可能です。短納期対応もご相談ください。
拡散接合のメリット
- 高い強度で寸法変化が少ない
- ガス発生や、はみ出し部の洗浄が問題なく清浄な仕上がり
- 大量生産が可能
- 深い孔やテーパー孔などの複雑な形状や流路構造が可能
- 強度が強く、高温での使用でも剥離しない

フォトエッチング+拡散接合の特徴
- 複雑・微細デザイン対応
- 高温使用への信頼性
- 少ない寸法変化
- キレイな仕上がり
- 大量生産が可能
- 複雑な形状や流路形成
- 試作~量産までの費用対効果



接合可能な素材
- ステンレス+ステンレス
例)SUS304+SUS304 SUS430+SUS430 - 42アロイ+42アロイ
- アンバー+アンバー
- チタン+チタン
- 銅+銅
- 銅+ステンレス(異種接合)
- その他対応可能な素材もございますのでご相談ください
利用事例
- 熱交換器 / ヒートシンク
- 各種搬送トレイ / 工程用治具
- インクジェット用ノズル
- フィルター類
- 燃料電池セパレータ
- 蒸着マスク
- 吸着板
- キャリアテープ
- 電子機器部品
- ワイヤボンダ
- その他


接合枚数及び板厚
板厚、形状により可能なサイズが変わりますので、おご相談ください。

製造加工イメージ

接合断面形状

拡散接合の原理
金属表面同士を相互に原子レベル程度の距離まで接近させると、金属結合が形成されます。したがって原理的には二つの金属を近づければ接合が可能になります。拡散結合はこの原理をもとに、加熱・加圧の手段を用いて固相状態のまま二つの金属表面を金属学的に一体化させた方法です。

\拡散接合のことならまずご相談ください!/