フォトエッチングで作るインテリア雑貨

フォトエッチング 写真製版プロセスを用いて腐食させたくない部分に耐食膜を形成し、それ以外の部分を腐食加工させる加工技術です。写真画像により加工形状をつくるため、ミクロン単位(ミリより小さな単位)の複雑微細なパターンなど、細密加工が可能です。化学的加工のため、切削加工等の物理的加工で発生するバリ、歪み、カエリ、加工硬化などは発生しません。
ハーフエッチング 板厚に対して例えば半分の厚みを腐食する技術です。ザグリ等段差をつける金属加工は、レーザー加工や切削加工の場合、複数の工程が必要になりますが、ハーフエッチング技術の場合は、一度のエッチング工程で処理が可能となります。これにより、工数の削減、コスト削減に寄与出来ます。UPTのハーフエッチングは板厚に対して80%※までのハーフエッチングが可能です。使用例としては、金属に陰影をもたらした装飾品や、流路製品の段差付けなどがあります。
わたしたちUPTグループはフォトエッチングで微細金属加工を得意とする会社です。微細金属加工は最先端技術を支える小さな金属パーツを作る際などに役立ちます。今回はフォトエッチングで作る装飾品のご紹介です!
フォトエッチングが最も得意とするのは薄板加工です。レーザー加工や切削加工ではできない、 1つ1つ手作りのような繊細なデザインを施すことができます。繊細で細かい描写だけではなく 0.1mm厚の金属板にハーフエッチングで折り目を入れることにより、金属板を折り曲げることが できる他、色を入れる、メッキ加工をするなど、金属だからこそできる加飾の自由さも魅力です。
また、フォトエッチングとハーフエッチングを施す際に作業を分ける手間がなく同時に行うことが できるため、凝ったデザインに反して時間をかけることなく仕上げることができます。 フォトエッチング最大のメリットは金型が不要なため、時間も製作費も抑えられるという点です。 また、少量生産・量産共に可能なため、試作品の製作にも向いています。

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